CASE21

導入インタビュー
オーナー様によるSNS投稿が毎月500件超。コロナ禍での挑戦で得た成果

会社名
株式会社サンアイホーム(https://www.suni-home.co.jp/
創業
2002年
事業
注文住宅
エリア
埼玉県・群馬県
年間完工棟数
130棟
従業員数
42名

2002年に創業した同社は、埼玉県と群馬県で注文住宅事業を営んでいます。コロナ禍をきっかけにアンバサダークラウドを導入し、SNS投稿を月500件以上創出することに成功したほか、さまざまなチャレンジと成果を生み出してきました。

現在に至るまでの取り組みと成果創出の秘訣を、同社のアンバサダークラウド運営リーダーである寺山美穂様・にお伺いしました。

紹介契約件数が前期比140%ペース

当社は「この出会いが生涯のおつきあいになりますように」を会社理念としています。

アンバサダークラウドによるオーナーズサイトは、2021年8月にリリースしました。アンバサダークラウドは運営リーダー3名(営業2名、設計1名)と運営チーム5名(各店店長・営業アシスタント4名、経理1名)で運営しています。
現在(2023年1月24日時点)、会員数は827名になりました。

アンバサダークラウド導入のきっかけは、コロナで露呈した、以下のような課題をなんとかするためでした。

  • お客様の動きの変化と集客が読めない不安
  • スタッフの退職で、紹介をくださっていたお客様とのご縁の希薄化
  • オーナー様向けのイベント開催自粛への不安

アンバサダークラウド導入前の時点で、当社は紹介契約が全体の37%ありましたが、その活動ができなくなることに、危機感を覚えていました。
また、コロナ禍とは直接関係がないものの、「個人に依存する組織体制」「新人教育」「Instagramの影響力への対応」といった課題にも頭を悩ませていたのです。

こうした課題を解決するためにアンバサダークラウド導入に踏み切り、運用から約1年4ヶ月で次のような成果が出てきています。

アンバサダークラウド導入後の成果

  1. 紹介契約件数が前期比140%ペース
  2. 入社2年目の若手社員が紹介成果創出
  3. 毎月500件超のオーナー様によるSNS投稿
  4. 営業・設計・工務・総務 組織全体での取り組みへ

成果を出すために当社では、以下の3つの取り組みを意識していました。

  • 決めたことをやりきろう!《基礎アプローチの徹底》
  • オーナー様とつながろう!《身近な存在であり続ける》
  • みんなでやろう!《すべてはお客様のため 職責社歴問わずTRY》

1つずつ詳しくご説明します。

1. 決めたことをやりきろう!《基礎アプローチの徹底》

複雑なフローにすると、続けられないし社内の協力を得られません。シンプルに明確にを心がけました。

1.アンケートで「紹介あり」のお客様に、必ずアプローチすること
担当者が退社している場合、店長が実行。

2.声がけのタイミングの明確化
紹介を創出しやすく、お声がけしやすいのは「申し込み〜引き渡し」の間であるため、「着工前打ち合わせ会」「地鎮祭」「上棟セレモニー」「お引き渡しセレモニー」の4回のタイミングで、必ずお声がけすることをルール化。

3.お客様にInstagramでの投稿を促す
おうちづくりの記録や思い出を残すために、Instagramの利用をおすすめ。今のアカウントでは抵抗があるというお客様に対しては、サブの「おうちアカウント」の作り方をYouTubeで開設したり、セレモニーのお写真を渡して投稿を促すなどの施策も実施。

こうしたアクションをやりきるため、「声がけ状況の見える化」を進めていきました。

また、実施状況の可視化のチェックリストを作成し、営業だけでなく設計・工務にも意識改善を促しました。

2. オーナー様とつながろう!《身近な存在であり続ける》

リアルがだめならオンラインで。大人数がだめなら少人数で。コロナ禍で、イベントを開催できない状況下でも、できることを模索しチャレンジしました。

【コロナ禍で実施したイベント施策】

  • 規模を縮小する代わりに(各店舗開催)、長期間開催に変更した(1ヶ月)ガレージセール
  • Instagram活用(家づくりアカウントの推奨、フォトコンテストなど)
  • 家でもできるオンラインイベント(ビンゴ大会、じゃんけん大会、座談会など)

同じタイミングでInstagramの強化にも取り組むことにしました。
当社からの発信だけではなく、お客様からの投稿を盛り上げることが重要なので、お客様の投稿への「いいね!」を押したりリアクションをすることで「また投稿してみようかな」と思っていただける工夫をしました。
さらに、インスタライブにも力を入れ、見学会・フォトコンテストの告知・発表などに活用しました。

こうした取り組みによる副産物として、入社2年目の若手社員の紹介契約も生まれました。

SNSネイティブ世代だからこそ、いいね!やコメントを積極的におこなっています。また、彼のお客様のほとんどが、おうちアカウントを開設し積極的に投稿してくれているんです。
現在は、彼の取り組みを成功事例として、横展開しています。

3. みんなでやろう!《すべてはお客様のため 職責社歴問わずTRY》

お客様は、スタッフと関わることをとても楽しみにしてくださっています。だからこそ、従来のように「○○さんに任せておけば大丈夫」という考え方をやめ、全社で新しい取り組みに臨むという意識を浸透させていきました。

具体的には、すべての会議(営業会議・工事部会議・全体会議)でアンバサダークラウドのトピックに触れること。紹介が生まれることは、ひとりの営業スタッフはもちろん、全社にとって嬉しいことだと伝え続けたのです。

とはいえ、浸透は一朝一夕にはできません。これを進めるにあたり、キーパーソンがいます。会社の中で1番影響力のある人、つまり「社長」です。

当社の場合、アンバサダークラウド運営はリーダー陣に権限が与えられ、実行を一任されていますが、代表の近藤は毎回ミーティングにオブザーバーとして参加し、運用状況や運営の悩みごとを把握しています。
そして、社長自身がこの取り組みをアピールしたり、お客様のInstagramを話題にしたりと、取り組みをサポートし続けてくれています。

会社のトップがこの取り組みを後押しする姿勢を示すことで、現場にも納得感を持った行動が生まれやすい環境へとつながりました。

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